スパイウェアの感染経路
“偽装アンチスパイウェア”
最近増加しているスパイウェアの被害に、 ”偽装アンチスパイウェア”ソフトウェアを使った方法があります。これらは、一見正統なスパイウェア対策ソフトウェアのように振る舞いますが、そのものにアドウェアや、トロイの木馬を含んでいて、コンピュータがスパイウェアに感染していると警告を表示す、除去するには製品を購入するように強制するものです。
これらの偽装アンチスパイウェアに感染したとしても、慌てて製品を購入するためのクレジットカード番号入力画面に進んだり、知らない無料のセキュリティ診断プログラムをダウンロードしたり、実行したりしないようしてください。
1月下旬からSpyFalconの検出/被害報告が増えています。SpyFalconは、有料広告リンクを使って、多くのWebサイトに罠を仕掛けているようです。以下のような広告をクリックすることで、ドライブバイ インストールによりインストールされます。
SpyFalconの除去は、対応したスパイウェア対策ソフトウェアで容易に除去が可能です。また、ブロックリストを適用することでドライブバイ インストールを回避することが可能です。
以下のことに注意するよう心がけてください。 Webページを閲覧中に、メインのページを関係ない広告の一部として表示されている、”スパイウェアに感染しています”や、”無料のスパイウェア検出”をそれが何か分からないままクリックしないでください。
マイクロソフト社からセキュリティに関するメールがユーザに直接送信されることはありません。偽装したメールにある、 URLをクリックしないでください。
ウィンドウズのセキュリティセンターがコンピュータのスパイウェアの感染やウィルスの感染を警告することはありません。適切なソフトウェアで本当に感染しているか確認してください。
こうしたソフトウェアが正統なものかどうかを判断するために、その製品に関しての情報を Web検索エンジンを利用してご自身で情報を集めたり、セキュリティの専門家に相談してください。
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