スパイウェア対策ソフトウェアでスパイウェアが検出された場合、それを除去するかどうかは、ユーザ自身が判断する必要があります。ここでは、そのヒントを紹介します。
ご使用のコンピュータ内に疑わしいコンポーネントが検出されたら、そのコンポーネントをコンピュータから除去するかそのまま残すかについて判断する必要があります。 スパイウェアガイドでは分かっているスパイウェアに関する情報をすべて掲載しています。それらで調べるか、見つかったコンポーネントに関する他の調査を行ってください。 また、除去する前に、以下の質問に関して考慮して見てください。
削除されるコンポーネントまたはアプリケーションに注意を払ってください。そのコンポーネントを含んでいたアプリケーションが機能しなくなったり、インターネットへの接続ができなくなったり、望まれない副作用が発生する場合があります。コンポーネントの削除に関わるリスクを考慮し、ご自身の判断で削除されることを強くお勧めします。最終的にエンド ユーザはご自身のコンピュータで実行されているソフトウェアに対する責任を担うことになります。
はじめてSpyRescueを利用してスパイウェアを検出した場合、疑わしいコンポーネントが検出されたからといってパニックになる必要はありません。まず何か検出されたかを確認してください。そしてそれがご自身のインストールしたアプリケーションの一部分でないこと(ファイルの検出場所やファイル名を参考に)を確認してください。不明な場合は、'無視する"を選択して、除去しないで残しておいて、後でまたスパイウェアの検出を行うことをお薦めします。ご自身のコンピュータにインストールされているソフトウェアが理解できたら、次回以降の検出では、初めて見るスパイウェアに対してすべて除去と応答することができます。
最も安全な方法は、ウィンドウズのアプリケーションの追加/削除を利用することです。これはいしつこいアドウェアや多くの削除されることを回避しようとするスパイウェア プログラムでは利用できません。その場合、SpyRescueを使ってプログラムを除去してください。
アドウェアと呼ばれるいくつかのソフトウェアは、P2Pやピア ツー ピア ネットワークで利用するためにインストールすることを要求されます。時々、この種類のソフトウェアは利用者の認識のない内にコンピュータにインストールされます。ある場合は、これらの種類のソフトウェアのインストールをライセンス合意書などで同意する場合があります。これらの同意書を読み、それらのソフトウェアがご使用の環境で何を行うかについて理解することはあなた自身の責任です。これらの会社のライセンス合意書の内容が理解できない場合、ソフトウェアをインストールする前に、連絡そい確認することをお勧めします。
ある特定のソフトウェア コンポーネントが"危険", "疑惑", "スパイウェア", "アドウェア" などとして検出された場合、もはや客観性は必要ないかもしれません。私たちは、エンド ユーザの皆さんが自分自身でこれらのソフトウェアの正当性を判断することを強く奨励します。
極まれに、コンポーネントを削除することで、システムが不安定になることがあります。 こうした問題を最小限に抑えるために、除去前に、システム回復ポイントを作成したり、各種の整合性のチェックを行うことをお薦めします。