夜空
神秘的で探りがたい夜空に、人類ははるか昔から魅了され、感動を覚えてきました。AKVIS NatureArt の夜空効果を使用して、どんな写真にも夜空の美しさ (空いっぱいに散りばめた星、色鮮やかな星雲、 感動的な流星群等) を加えることができます。
夜空効果
効果は選択エリア内のみに適用されます。選択エリアの指定には、以下のいずれかのツールを使用します。
夜空の効果のパラメーターは設定パネルで設定できます。
共通パラメーター:
- 基本の色: すべてのオブジェクトに対してデフォルトで使用する色を設定します。パレットをクリックして、[色選択]ダイアログから色を選択します。
基本の色 = 白
基本の色 = 赤
- フェード (設定可能範囲は 0-100): パラメーターの値を上げると、星、流れ星、彗星の尾、星雲等の明るさが、選択範囲の最後に向けで徐々に薄くなります。
フェード = 25
フェード = 75
夜空に出現させたいオブジェクト (星、流れ星、彗星の尾、星雲) のチェックボックスをオンにします。それぞれのタブでパラメーターを調整します。
星
- 色: カラー パレットをクリックし、標準の[色選択]ダイアログで星の色を変更できます。色を選択していない場合は、[基本の色]で指定されている色が使用されます。カラー パレットを右クリックすると、色がリセットされ、パレットが空になります。
白い星
黄色い星
- ランダムな色 (設定可能範囲は 0-100): パラメーターの値が 0 の場合、すべての星は同じ色になります。しかし、パラメーターの値を上げると、星に使用される色が増え、彩度も増します。
ランダムな色 = 10
ランダムな色 = 60
- サイズ (設定可能範囲は10-100): パラメーターの値を上げると、星は大きくなります。星の大きさは様々ですが、ここで指定した大きさが最大になります。
サイズ = 25
サイズ = 75
- 濃度 (設定可能範囲は 1-100): 選択範囲内での星の数を設定します。
密度 = 10
密度 = 50
- 光線: チェックボックスをオンにすると、光線が追加され、1つ1つの星が[星の最小サイズ]の値よりも大きくなります。他の星は、明るい点として表示されます。
チェックボックスがオフ
チェックボックスがオン
- 乱数開始値: 星の分布を定義する乱数発生器の最初の値を設定します。
流れ星
- 色:カラー パレットをクリックし、標準の[色選択]ダイアログで流れ星の色を変更できます。色を選択していない場合は、[基本の色]で指定されている色が使用されます。カラー パレットを右クリックすると、色がリセットされ、パレットが空になります。
白い流れ星
青い流れ星
- ランダムな色 (設定可能範囲は 0-100): パラメーターの値が 0 の場合、すべての流れ星は同じ色になります。しかし、パラメーターの値を上げると、流れ星に使用される色が増え、彩度も増します。
ランダムな色 = 10
ランダムな色 = 60
- サイズ (設定可能範囲は 0-100): 流れ星全体の長さと太さを設定します。流れ星のサイズは様々ですが、ここで設定したサイズが最大になります。
サイズ = 15
サイズ = 30
- 伸長 (設定可能範囲は -50 から 100): パラメーターの値を上げると、流れ星の尾の長さが長くなります。
伸長 = -20
伸長 = 70
- 濃度 (設定可能範囲は 0-100): 指定範囲内に発生する流れ星の数を増やすことができます。
密度 = 25
密度 = 75
- 角度 (設定可能範囲は -180 から 180): 流れ星の出現 (流れる) 角度を設定します。
角度 = -60
角度 = 110
- 乱数開始値: 流れ星の分布を定義する乱数発生器の最初の値を設定します。
彗星の尾
- 色: カラー パレットをクリックし、標準の[色選択]ダイアログで彗星の尾の色を変更できます。色を選択していない場合は、[基本の色]で指定されている色が使用されます。カラー パレットを右クリックすると、色がリセットされ、パレットが空になります。
白い彗星の尾
オレンジの彗星の尾
- ランダムな色 (設定可能範囲は 0-100): パラメーターの値が 0 の場合、彗星の尾はすべて同じ色になります。しかし、パラメーターの値を上げると、彗星の尾に使用される色が増え、彩度も増します。
ランダムな色 = 20
ランダムな色 = 70
- サイズ (設定可能範囲は 0-100): パラメーターの値を上げると、彗星の尾が長く、太くなります。彗星の尾のサイズは様々ですが、ここで指定したサイズが最大になります。
サイズ = 10
サイズ = 100
- 伸長 (設定可能範囲は -50 から 100): パラメーターの値を上げると、彗星の尾の長さが長くなります。
伸長 = -25
伸長 = 25
- 濃度 (設定可能範囲は 1-100): 選択範囲内での彗星の尾の出現数を設定します。
密度 = 10
密度 = 50
- 角度 (設定可能範囲は -90 から 90): 彗星の尾の出現 (流れる) 角度を設定します。
角度 = -10
角度 = 30
- 乱数開始値: 彗星の尾の分布を定義する乱数発生器の最初の値を設定します。
星雲
- 色: カラー パレットをクリックし、標準の[色選択]ダイアログで星雲の色を変更できます。色を選択していない場合は、[基本の色]で指定されている色が使用されます。カラー パレットを右クリックすると、色がリセットされ、パレットが空になります。
白い星雲
紫の星雲
- ランダムな色 (設定可能範囲は 0-100): パラメーターの値が 0 の場合、雲星は同じ色になります。しかし、パラメーターの値を上げると、星雲の特定部分に使用される色が増え、彩度も増します。
ランダムな色 = 20
ランダムな色 = 70
- 濃度 (設定可能範囲は 0-100): 星雲を構成する領域数を指定します。
密度 = 5
密度 = 25
- 明るさ (設定可能範囲は 1-100): パラメーターの値が低いと、星雲の透過度が高くなります。一方、高い値では、明るさが増します。
明るさ = 40
明るさ = 90
- サイズ (設定可能範囲は 0-100): パラメーターの値を上げると、星雲のサイズが大きくなり、ぼかし具合も増します。
サイズ = 10
サイズ = 30
- 歪み (設定可能範囲は 0-100): 星雲内で、歪みが生じる領域を指定します。
歪み = 0
歪み = 5
- 乱数開始値: これは星雲の中心核の分布を定義する、乱数生成の基となる値です。