ボイス モーファ » ストリーム設定

ストリーム設定はモノラル/ステレオの2次元スケールで、独立モードのときの音の属性を調節するのに使用します。ストリームをモノラルステレオ間で切り替えたり、ストリームのサンプルレートを設定できます。

  • モノ

    モノラル再生の略語で、システム内びすべてのオーディオ信号から作られた音ということになります。音は、1つのオーディオチャンネルを通して送られます。

    スピーチ エンジンは1つの音声のみを再生するため、モノラルを選択すると、低スペックなCPUのコンピュータでも、音質を下げることなく処理が行えます。

  • ステレオ

    ステレオフォニック再生の略語です。ステレオ再生は、2つ以上の独立したオーディオ チャンネルを利用して音を再生します。

  • サンプル レート

    オーディ信号全体のバンド幅を決定します。

    高いサンプルレートは、より高品質なオーディオを作り出しますが、使用するCPU負荷は増加します。サンプルレートの2分の1の周波数くらいであれば良い結果が得られるため、周波数が10kHzのものを再生するには、最低20kHzのサンプルレートを選択する必要があります。

    Value on the scale

    Indicates the value of

    Is the audio of

    8 kHz

    11 kHz

    16 kHz

    22 kHz

    32 kHz

    44 kHz

    48 kHz

    8000 Hz

    11025 Hz

    16000 Hz

    22050 Hz

    32000 Hz

    44100 Hz

    48000 Hz

    AMラジオ品質

    合理的で納得できる品質

    合理的で納得できる品質

    AMラジオ品質

    FMラジオ品質より高品質(サウンド カードによっては32075Hz)

    CD品質

    DVD品質

インターセプトモードでは、受け取ったオーディオストリームの属性が表示されます。たとえば、インターネット上のオーディオ プログラムを傍受すると、こうしたプログラムで通常使用される、モノラルおよび8000 Hz(または11025 Hz)が表示されます。

インターセプト(傍受)モード

新たにオーディオ プログラムが起動した際、VCSDは自動的にインターセプトモードへと切り替ります。この場合、VCSDはそのプログラムからのオーディオストリームを傍受し、修正します。このモードでの音質は、VCSDの設定だけではなく、もう一方のオーディオ プログラムとその設定にも依存します。オーディオ プログラムの中には、音の属性をまったく変えられないものもあります。そのほか(Windows Sound Recorderなど)のプログラムでは、指定したオーディオ形式が使われ、かつVCSDによって修正された音声ファイルを選択し録音することができます。