ペン & インク効果は、現代使われているペンから羽根ペンに渡って多様なペンとインクを用いたペインティング技術です。インクを使用した場合、硬いエッジで描かれるため、柔らかい鉛筆を使って描いたものと違うタッチになります。この技法は、オブジェクトのアウトライン (輪郭) を使用した優美な作品を作り出します。
[ペイント]タブでは、ペン画やインク画へ変換する際のパラメーターを細かく設定できます。
効果パラメーター:
詳細度 (設定可能な範囲は1-100): 境界線の詳細度やストロークに関する設定を行います。
感度 (設定可能範囲は 0-100): 境界線の検出感度を設定するためのパラメーターです。パラメーターの値が大きいほど、より多くの境界線 (ライン) が表示されます。パラメーターの値を小さくした場合、余分な境界線 (ライン) が削除されます。
太さ (設定可能範囲は 1-100): 黒い境界線の太さを設定するためのパラメーターです。値は最低で 1ピクセルですが、値を上げることによって境界線が太くなります。
鮮明度 (設定可能範囲は 0-8): ライン (境界線など) のサイズ、見え方、位置の設定に加え、イメージの範囲をラインで決定する場合に設定するためのパラメーターです。パラメーターの値が高いほど、多くの線が使われ、イメージの詳細部分が鮮明になります。
シャープ (設定可能範囲は 0-100): 境界線の鮮明度を設定するパラメーターです。値が高いほど、ラインは鮮明に、また正確な位置に表示されます。値が低い場合は、境界線が太く、ぼやけて表示されます。
アウトラインの描画に使用する色は、[アウトラインの色]の横の枠内に表示されます。色を変更する場合、カラーパレットをダブルクリックして表示される[色の選択]ダイアログボックスから色を選択します。
背景に使用する色は、[背景色]の横の枠内に表示されます。色を変更する場合、カラーパレットをダブルクリックして表示される[色の選択]ダイアログボックスから色を選択します。
後処理用ツール:
これら3つのツールは、[処理後]タブでの手動編集のために用意されており、Home Deluxe と Business ライセンスでのみ利用できます。
注意: 処理を再実行した場合、後処理ツールを使用した編集が失われる場合があります!