グワッシュ効果 は、写真からグワッシュ水彩画を作り出すことができます。
グワッシュ技法は、濃く力強い色を使用したペイント技法だといえます。グワッシュ技法でのストロークは、可視性が高く、絵の具はほぼ不透明といえるでしょう。そのため、薄い色の上に濃い色を重ね塗り、もしくはその逆を行うことができます。特徴となっているのが、その華麗な輝きと不透明性です。不透明性とカバー力によって、水彩絵の具では得られない素晴らしい効果が得られます。この技法は、装飾用の絵画で広く用いられます。さらに、カラースケッチや絵画を作成する場合にも用いられることがあります。
設定パネル内にある[ペイント]タブには、写真をグワッシュ画に変換するための各パラメーターが用意されています。
基本のストローク:
密度 (設定可能範囲は 0-200): イメージ内のおおよそのストローク数を設定します。
ストローク最小長/最大長 (設定可能範囲は 1-1000): ストローク長の範囲を設定します。ストロークの長さは、同じスケール内の2つのスライダーを用いで設定します。左のスライダーはストロークの最小長、右のスライダーはストロークの最大長の設定にそれぞれ使用します。ストロークの長さは、必ず最小長より長く、最大長より短くなり、2つのスライダーの間の長さのみ使用されます。
ストロークの太さ (設定可能範囲は 1-100): このパラメーターでは、ストロークの太さ (幅) を調整します。
追加のストローク:
ストロークの濃さ (設定可能範囲は 0-100): 追加ストロークのおおよそのストローク数を設定します。値が高いほど、多くのディテールが描画されます。
ストローク最小長/最大長 (設定可能範囲は 1-200):ストローク長の範囲を設定します。
ストロークの太さ (設定可能範囲は 1-20):このパラメーターでは、ストロークの太さ (幅) を調整します。
効果パラメーター:
ぼかし (設定可能範囲は 0-100):ブラシストロークのエッジ部分をぼかし、塗りムラを滑らかにし、 塗膜の厚みがあるかのような効果を作り出します。
偏差 (設定可能範囲は 0-100): デフォルトの方向からどの程度ずれるかを指定します。値が 0 の場合、ストロークは、 元の画像のエッジや輪郭に沿って描かれます。高い値ほど、ストロークの方向はランダムになります。
その他のツール:
処理結果をさらに微調整するには、後処理ツールの、、 を使用します。
注意: このツールは、[処理後]タブにのみ表示され、Home Deluxe と Business ライセンスのユーザーのみが利用できます。
注意: [処理前]タブに切り替えて[実行]ボタン をクリックすると、編集内容が失われてしまいますので、ご注意ください。