クラシック

クラシック フレームには、幅広いフレームのパターンやテクスチャが用意されています。クラシックな木のフレームから華やかなクリスマスのデコレーション、布地、レンガ、そしてクジャクの羽根やヒョウ柄などの動物柄まで、種類は豊富です。これらのパターンは、プラグイン版とスタンドアロン版の両方で使用でき、様々なフレームを生成します。オリジナルのテクスチャを読み込んで、個性的なフレームを作成することもできます。

クラシック

設定パネルでは、フレームを生成するテクスチャを選択し、選択されたフレームのパラメーターを調整することができます。

テクスチャ: [テクスチャ ライブラリ]のグループ一覧からフレーム用のテクスチャ (模様) を選択します。

模様ライブラリ

プログラムにはテクスチャが豊富に用意されています。クラシック フレームのテクスチャは、[クラシック]の下にあり、いくつかのセットに分類されています。ここでは、古典的な木目のフレームや、動物のテクスチャ (クジャクの羽根やヒョウ柄など) 、レンガ、お祝いの要素を持つグループを見ることができます。

選択しているテクスチャは、ライブラリを開いたときに現れる四角いボタンで表示されます。

テクスチャ

ボックスをクリックすると、選択したグループのすべてのテクスチャを見ることができます (例えば、 木目)。クリックすることで、テクスチャを選択することができます。

木目のテクスチャ

デジタル写真のフレームに対する以下のパラメーターを設定します。

フレーム幅 (設定可能範囲は 0-100%): フレームの幅を設定するパラメーターです。値が 0% の場合、フレームはありません。100% の場合、最小イメージサイズ (幅または高さに応じて) の 1/4 のフレームになります。例えば、600x800ピクセルのイメージでフレーム幅を 100% に設定した場合、最小サイズ (600ピクセル) の 1/4 は 150ピクセルのように計算されます。

クラシック フレーム幅 = 30%
フレーム幅 = 30%
クラシック フレーム幅 = 70%
フレーム幅 = 70%

イメージをフレームに合わせる: このチェックボックスをオンにすると、イメージはフレームに合わせて拡大/縮小されます。チェックボックスをオフにすると、イメージの上にフレームが重なります。

[イメージをフレームに合わせる]チェックボックスがオフ
[イメージをフレームに合わせる]
チェックボックスがオフ
[イメージをフレームに合わせる]チェックボックスがオン
[イメージをフレームに合わせる]
チェックボックスがオン

テクスチャの明るさ (設定可能範囲は 0-200%): 元のテクスチャの明るさを変更するパラメーターです。元のテクスチャの明るさは 100% です。フレームを暗くするには、パラメーターの値を 100% 以下に、明るくするには 100% 以上に設定します。

テクスチャの明るさ = 50%
テクスチャの明るさ = 50%
テクスチャの明るさ = 130%
テクスチャの明るさ = 130%

テクスチャを垂直に反転 : このボタンを有効にすると、水平な線を軸にテクスチャが反転します (上下が反転します)。その結果、フレームの外側と内側が入れ替わります。

[テクスチャを垂直に反転]ボタンが無効
[テクスチャを垂直に反転]ボタンが無効
[テクスチャを垂直に反転]ボタンが有効
[テクスチャを垂直に反転]ボタンが有効

元のテクスチャが完全ではない場合、結合部が見え、フレームが不揃いになります。結合部をスムーズにするには、[テクスチャをミラーで揃える] や[明るさの平均化] ボタンを使用してください。これらのボタンを個別に使用するだけでなく、同時に使用することもできます。

明るさが不揃いのテクスチャを見てみましょう。左側のテクスチャが右側より明るくなっています。

テクスチャ

両方のボタン ([テクスチャをミラーで揃える]と[明るさの平均化]) をオフにしてこのテクスチャを使用し、フレームを生成した場合、次のような結果になります。

サンプル

[テクスチャをミラーで揃える]ボタンが有効
[テクスチャをミラーで揃える]
ボタンが有効
[テクスチャをミラーで揃える]と[明るさを平均化]ボタン両方が有効
[テクスチャをミラーで揃える]
と[明るさを平均化]
ボタン両方が有効

[テクスチャをミラーで揃える]や[明るさを平均化]がどのように機能するのか、もう一つの例を見てみましょう。次のテクスチャを使用しました。

テクスチャ

ボタンが無効
ボタンが無効
[テクスチャをミラーで揃える]ボタンが有効
[テクスチャをミラーで揃える]
ボタンが有効
[明るさを平均化]ボタンが有効
[明るさを平均化]
ボタンが有効

このケースでは、[明るさの平均化]ボタンを有効にすることで良い結果が得られました。

[3D]タブ

[3D 効果を適用]チェックボックスをオンにすると、フレームが 3D に見えます。

元のフレーム 3D 効果
3D 効果
(イメージにマウスオーバーすると、元の写真が表示されます)

効果パラメーター:

光源: ボール上のマークを使用し、撮影時に考えられる光源を設定することで、影がどのように表示されるかが変わります。

光源

厚み (設定可能範囲は 0-100): 写真のフレームの深さに影響するパラメーターです。値が 0 の場合、凹凸のないテクスチャになります。

厚み = 20
厚み = 20
厚み = 100
厚み = 100

滑らかな遷移 (設定可能範囲は -50 から 50): 切り口と凸部分の境界の遷移の滑らかさを調整します。

滑らかな遷移 = -50
滑らかな遷移 = -50
滑らかな遷移 = 50
滑らかな遷移 = 50

切り口の幅 (設定可能範囲は 0-100): 切り口 (べベル) のサイズを設定します。

切り口の幅 = 35
切り口の幅 = 35
切り口の幅 = 75
切り口の幅 = 75