クラシック フレームには、幅広いフレームのパターンやテクスチャが用意されています。クラシックな木のフレームから華やかなクリスマスのデコレーション、布地、レンガ、そしてクジャクの羽根やヒョウ柄などの動物柄まで、種類は豊富です。これらのパターンは、プラグイン版とスタンドアロン版の両方で使用でき、様々なフレームを生成します。オリジナルのテクスチャを読み込んで、個性的なフレームを作成することもできます。
設定パネルでは、フレームを生成するテクスチャを選択し、選択されたフレームのパラメーターを調整することができます。
テクスチャ: [テクスチャ ライブラリ]のグループ一覧からフレーム用のテクスチャ (模様) を選択します。
プログラムにはテクスチャが豊富に用意されています。クラシック フレームのテクスチャは、[クラシック]の下にあり、いくつかのセットに分類されています。ここでは、古典的な木目のフレームや、動物のテクスチャ (クジャクの羽根やヒョウ柄など) 、レンガ、お祝いの要素を持つグループを見ることができます。
選択しているテクスチャは、ライブラリを開いたときに現れる四角いボタンで表示されます。
ボックスをクリックすると、選択したグループのすべてのテクスチャを見ることができます (例えば、 木目)。クリックすることで、テクスチャを選択することができます。
ヒント: 独自で作成したテクスチャを適用することもできます。対応する画像の形式は、JPEG、 BMP、 TIFF、 PNG です。
オリジナルのテクスチャを AKVIS ArtSuite に読み込むには、一覧から<ユーザー定義>…を選択します。
デジタル写真のフレームに対する以下のパラメーターを設定します。
フレーム幅 (設定可能範囲は 0-100%): フレームの幅を設定するパラメーターです。値が 0% の場合、フレームはありません。100% の場合、最小イメージサイズ (幅または高さに応じて) の 1/4 のフレームになります。例えば、600x800ピクセルのイメージでフレーム幅を 100% に設定した場合、最小サイズ (600ピクセル) の 1/4 は 150ピクセルのように計算されます。
イメージをフレームに合わせる: このチェックボックスをオンにすると、イメージはフレームに合わせて拡大/縮小されます。チェックボックスをオフにすると、イメージの上にフレームが重なります。
注意: 縦横比を維持するために、画像の一部が切り取られます。
テクスチャの明るさ (設定可能範囲は 0-200%): 元のテクスチャの明るさを変更するパラメーターです。元のテクスチャの明るさは 100% です。フレームを暗くするには、パラメーターの値を 100% 以下に、明るくするには 100% 以上に設定します。
テクスチャを垂直に反転 : このボタンを有効にすると、水平な線を軸にテクスチャが反転します (上下が反転します)。その結果、フレームの外側と内側が入れ替わります。
元のテクスチャが完全ではない場合、結合部が見え、フレームが不揃いになります。結合部をスムーズにするには、[テクスチャをミラーで揃える] や[明るさの平均化] ボタンを使用してください。これらのボタンを個別に使用するだけでなく、同時に使用することもできます。
明るさが不揃いのテクスチャを見てみましょう。左側のテクスチャが右側より明るくなっています。
両方のボタン ([テクスチャをミラーで揃える]と[明るさの平均化]) をオフにしてこのテクスチャを使用し、フレームを生成した場合、次のような結果になります。
[テクスチャをミラーで揃える]や[明るさを平均化]がどのように機能するのか、もう一つの例を見てみましょう。次のテクスチャを使用しました。
このケースでは、[明るさの平均化]ボタンを有効にすることで良い結果が得られました。
[3D]タブ
[3D 効果を適用]チェックボックスをオンにすると、フレームが 3D に見えます。
効果パラメーター:
光源: ボール上のマークを使用し、撮影時に考えられる光源を設定することで、影がどのように表示されるかが変わります。
厚み (設定可能範囲は 0-100): 写真のフレームの深さに影響するパラメーターです。値が 0 の場合、凹凸のないテクスチャになります。
滑らかな遷移 (設定可能範囲は -50 から 50): 切り口と凸部分の境界の遷移の滑らかさを調整します。
切り口の幅 (設定可能範囲は 0-100): 切り口 (べベル) のサイズを設定します。