[保存先、テンプレート]タブでは、録音先の設定のほか、新しいタスクや関連ファイルに自動的に名前をつける際に使用するテンプレートの設定を行ないます。
このタブを表示するには、[VCS レコーダ設定]ダイアログボックスの[保存先、テンプレート]タブをクリックします。
録音したソースファイルを自動的に保存する場合のハードディスク内の保存先フォルダのパスが表示されます。
VCSD レコーダでは、保存先として、[マイ ドキュメント]、[マイ ミュージック]、VCSDの[Records]の3つフォルダが一覧表示されます。デフォルトの設定では、[マイ ドキュメント]フォルダに保存されるように設定されています。フォルダを選択するには、矢印ボタン をクリックし、表示されるオプションの中から選択します。
別の保存場所を指定する場合は、以下のどちらかの方法で行ないます。
[保存先]テキストボックス内に既存のフォルダへのパスを入力します。
-または-
[参照]ボタンをクリックして、フォルダを指定します。
(2) [フォルダを参照]ボタン
録音したソースファイルをどこに保存するかを指定してください。
ボタンをクリックすると、[フォルダを参照]ダイアログボックスが表示されます。フォルダを選択して、[OK]をクリックします。
新しいベース フォルダのパスが[保存先]テキストボックスに表示されます。
(3) [テンプレート一覧]ボックス
新しいタスクや関連ファイルに自動的に名前をつける際に使用するテンプレートの設定を行ないます。
名前のテンプレートは、テキストデータと変数値(%variable%)が含まれます。VCSDが新た似録音されたファイルに名前を生成する場合、%variable%部分に対応する値を当てはめますが、テキスト部分は変わりません。これらの変数は、ソースとなるアプリケーション、ストリームを録音した時間、ストリームレートなど、最も重要とされる情報を効率的に残す助けとなります。
[テンプレート一覧]ボックスには、事前に用意されている4つのテンプレートが表示されます。名前のテンプレートを指定する場合、[テンプレート]一覧ボックス(3)の4つのオプションから選択します。
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New Task %tasknum%[default]
New Task 1, New Task 2, New Task 3...
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rec_%appname%_%timestamp%:
ソースとなるアプリケーション名と録画の処理を開始した時間が表示されます。
-
rec_%appname%_%random%:
ソースとなるアプリケーション名とランダムにつける数字が表示されます。
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rec_%appname%_%datefull%:
ソースとなるアプリケーション名と録画の処理を行なった日付(曜日を含む)と時間が表示されます。
-
rec_%appname%_%timestamp%_%streamrate%(%streammode%):
ソースとなるアプリケーション名と録画の処理を開始した時間、そして入力ストリームのビットレートが表示されます。
変数の意味に関する詳細は、[変数値]パネル (5)をご覧ください。
(4) [例]テキストボックス
保存先フォルダのパスと名前のテンプレートをもとに生成されたパスの例が表示されます。保存先フォルダと/または名前のテンプレートを変更すると、それに応じて、[例]ボックスの表示は変わります。
(5) テンプレート変数の説明パネル
以下の表は、名前のテンプレートの変数の意味を説明しています。
Variable | Value |
appname | キャプチャもしくは再生しているアプリケーションの名前 |
datemedium | 時間と日付の表示。例: 2003-01-24 13-25-32 |
datefull | 時間と日付の表示(曜日入り)。例: Fri-Jan-24-2003 13-25-32 |
random | ランダムな数字。例: 4237 |
streamrate | ストリームのサンプリングレート。例: 16000 |
streammode | ストリームの種類。 例: ステレオ、モノ |
ヒント:変数値パネル使用上の注意:
- 選択している変数は、黄色で表示されます。
- スライダ(i)を動かすことで、一覧をスクロールします。
注 :
- 変更を適用して、[レコーダ設定]ダイアログボックスを閉じる場合は、[OK]をクリックします。
- 変更を適用せずに、[レコーダ設定]ダイアログボックスを閉じる場合は、[キャンセル]をクリックします。