VCSDはマイクやライン入力端子などからの録音ストリームを受け取ると、初期設定によりデュプレックスモードがオンになります。これで、あなた自身と接続している相手の双方が同時に変換された音声を聞けるようになります。デュプレックスモードがオフの場合、相手は変換された音声を聞くことができますが、自分では変換された音声を聞くことができません。ただし、音声メーターの波形ダイアグラムを見て、音声が確実に変換されていることが確認できます。
VCSDが"WaveOut"または"DirectX"ストリームを検知し、モーフィングを開始すると、デュプレックスモードは自動的にオフに切り替わります。デュプレックスモードがオフのときに聞こえるのは、互換性のある他のオーディオ プログラムの再生音とVCSDによってモーフィングされた音です。"WaveOut"または"DirectX"ストリームの再生が終了すると同時に、デュプレックスモードはオンに切り替わります。
注 :
- お使いのサウンドカードがフルデュプレックス(全二重)ではない場合、フルデュプレックス サウンドカードに差し替えることをお勧めします。これにより、音声がどのように変換されたかを「リアルタイム」で聞くことができます。音声出力の調節を簡単でスムーズに行なうためにも必要です。
- オーディオファイルにあわせてデュプレックスモードを切り替えられるように、[デュプレックス]ボタンにホットキーを設定できます。